「地元・小千谷の企業を支える」バリ取りのプロ集団が築く誇りと信頼のものづくり【代表取締役 小林 勇貴氏】
株式会社K-WORKS(ケイ・ワークス)
「自分がやるなら、小千谷のためになることを」
“雑用扱い”の仕事が、業界の信頼を勝ち取るまで
もともとは大工として独立を目指し、地元・小千谷について学ぶ中で、まちの基幹産業である鉄工・電子分野の存在に気づいたのが、すべての始まりでした。「どうせやるなら、小千谷のためになることをやりたい」と考え、ものづくりの世界に一歩踏み出します。
ちょうどその当時、Facebookで偶然目にした「バリ取りを制する者は業界を制する」というセミナーの投稿を見つけ、直接話を聞くことに__金属加工に不可欠でありながら、機械では完全に対応できない「バリ取り」という作業に可能性を感じ、「これなら自分にもできるかもしれない!」そんな思いから、自宅の車庫で一人からスタート。最初の売上は月13万円、、とにかく仕事を増やしたくて、会合にも顔を出してとにかく名刺を配りまくり、人脈を広げていきました。
最初は、「バリ取り?そんな雑用みたいなことで飯食ってるの?」と、結構バカにされてたんです。でも、コツコツやってたら、少しずつ売上や取引先も増え、気づいたら「いいところに目をつけたね」と言われるようになっていました。
人手不足に悩んでる企業が多い中で、「かゆいところに手が届く存在」って言ってもらえるようになり、これが、めちゃくちゃ嬉しかったですね。
ちょうどその当時、Facebookで偶然目にした「バリ取りを制する者は業界を制する」というセミナーの投稿を見つけ、直接話を聞くことに__金属加工に不可欠でありながら、機械では完全に対応できない「バリ取り」という作業に可能性を感じ、「これなら自分にもできるかもしれない!」そんな思いから、自宅の車庫で一人からスタート。最初の売上は月13万円、、とにかく仕事を増やしたくて、会合にも顔を出してとにかく名刺を配りまくり、人脈を広げていきました。
最初は、「バリ取り?そんな雑用みたいなことで飯食ってるの?」と、結構バカにされてたんです。でも、コツコツやってたら、少しずつ売上や取引先も増え、気づいたら「いいところに目をつけたね」と言われるようになっていました。
人手不足に悩んでる企業が多い中で、「かゆいところに手が届く存在」って言ってもらえるようになり、これが、めちゃくちゃ嬉しかったですね。
後ろから支える存在でありたい
仕事に込めた想いと、働きやすい環境づくり
仕事をする上で私が常に大切にしているのは、「自分がどんな役割を果たせるか」「どんな価値を提供できるか」ということです。
本音を言えば、自分で世界に挑戦できるような製品を作れたら、それは素晴らしいことだと思っています。でもそれは簡単なことではなく、私一人の人生でそこまで辿り着くのは非常に可能性が低い。だからこそ、先頭に立って何かを生み出すのではなく、支える側として企業の力になることに意義を感じているんです。
小千谷には、世界に誇れる技術力を持った企業がたくさんあります。しかし、その技術を支える工程には、まだまだ人の手が必要な部分があり、そこを私たちが担うことで、ものづくりがよりスムーズに進み、結果的に世界へとつながっていく_そう信じてこれまでやってきました。今でも仕事の多くは地元企業からいただいており、小千谷の未来に貢献できていることを誇りに思います。
また、私たちは一日の約3分の1を占める「働く時間」を、どれだけ有意義なものにできるかを大切にしています。
ただ楽しい職場をつくるのではなく、目標を持ち、それを達成する過程でやりがいを感じられる環境を整えることが社員の成長やチームの強さにつながると考えています。社員同士が切磋琢磨し、互いの能力を認め合いながら成長できる職場づくりを、これからも続けていきます。
その一環として、当社ではハッピーパートナー企業の認定を受け、SDGsの目標達成にも積極的に取り組んでいます。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)を導入し、業務の効率化や働きやすい環境整備にも力を入れています。時代の変化に対応しながらも、社員一人ひとりが自分らしく働ける、そんな会社を目指しています。
本音を言えば、自分で世界に挑戦できるような製品を作れたら、それは素晴らしいことだと思っています。でもそれは簡単なことではなく、私一人の人生でそこまで辿り着くのは非常に可能性が低い。だからこそ、先頭に立って何かを生み出すのではなく、支える側として企業の力になることに意義を感じているんです。
小千谷には、世界に誇れる技術力を持った企業がたくさんあります。しかし、その技術を支える工程には、まだまだ人の手が必要な部分があり、そこを私たちが担うことで、ものづくりがよりスムーズに進み、結果的に世界へとつながっていく_そう信じてこれまでやってきました。今でも仕事の多くは地元企業からいただいており、小千谷の未来に貢献できていることを誇りに思います。
また、私たちは一日の約3分の1を占める「働く時間」を、どれだけ有意義なものにできるかを大切にしています。
ただ楽しい職場をつくるのではなく、目標を持ち、それを達成する過程でやりがいを感じられる環境を整えることが社員の成長やチームの強さにつながると考えています。社員同士が切磋琢磨し、互いの能力を認め合いながら成長できる職場づくりを、これからも続けていきます。
その一環として、当社ではハッピーパートナー企業の認定を受け、SDGsの目標達成にも積極的に取り組んでいます。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)を導入し、業務の効率化や働きやすい環境整備にも力を入れています。時代の変化に対応しながらも、社員一人ひとりが自分らしく働ける、そんな会社を目指しています。
輝く女性社員たち!!
社員を支える企業風土
当社には、子育て中の女性社員が多く在籍しています。子どもの体調不良や学校行事など、急な予定変更が必要になることもありますが、そんなときも「お互いさま」の気持ちで支え合える関係性ができています。社員同士が日頃から業務を共有し、誰かが休んでも自然とフォローし合える。そんなチームワークが、安心して働ける環境をつくっています。
さらに、女性が気持ちよく働けるようにと、「仕事帰りにお迎えや買い物に行ける制服」をコンセプトに、工場でよく見るような制服ではなく、カジュアルなデザインの制服を採用。社員みんなでカタログを見ながら「今年はこんな制服を作ろう」と相談し決定しています。
また、数年前に制服としてパーカーを作った際に、希望者には子供用も用意しました。そして授業参観の日、K-WORKSのロゴ入りパーカーを着た親子が小学校に数名発生し、学校内で話題になり、それをきっかけに、親御さんが「ここで働きたい」と面接に来てくださったこともありました。会社が地域の中で自然と“親しまれる存在”になっていることを実感した瞬間です。
私にとって、社員は「従業員」ではなく、”誰かの大切な人”です。だからこそ、「その人をお借りして働いてもらっている」という気持ちをいつも持っています。
その想いをカタチにしたのが、毎年5月に開催する感謝祭と土用の丑の日に行う国産うなぎの振る舞いです。感謝祭は社員だけでなくお子さんや旦那さんなどご家族をご招待し、大人も子供も楽しめるアトラクションをご用意します。暑い盛りの土用の丑の日には体調を崩さないようスタミナをつけてもらおうとご家族に向けて国産うなぎを贈っています。
ある年の感謝祭、実際の作業場へ社員の旦那さんとお子さんをお呼びし、奥さんやお母さんの仕事について説明したところ、「パートだから」と軽く見ていた意識がガラッと変わったんです。「子どもが熱を出したら妻が休むのが当たり前」だった家庭で、「今度は自分が休むよ」と言ってくれたり、家事を手伝ってくれるようになったという声もありました。
こうした家族の理解が深まることで、家庭内の協力体制も整い、実際に会社の欠勤率も低下しています。働くお母さんたちが「家庭と仕事の両立」に悩まずに済むようになったことは、会社にとっても本当に大きな成果だと感じています。
K-WORKSでは、子育て世代の女性たちが、”かっこよく”働ける環境を目指しています。家庭を大切にしながら、社会の中でも自分の役割を果たす__そんな姿を、これからも全力で応援していきます。
さらに、女性が気持ちよく働けるようにと、「仕事帰りにお迎えや買い物に行ける制服」をコンセプトに、工場でよく見るような制服ではなく、カジュアルなデザインの制服を採用。社員みんなでカタログを見ながら「今年はこんな制服を作ろう」と相談し決定しています。
また、数年前に制服としてパーカーを作った際に、希望者には子供用も用意しました。そして授業参観の日、K-WORKSのロゴ入りパーカーを着た親子が小学校に数名発生し、学校内で話題になり、それをきっかけに、親御さんが「ここで働きたい」と面接に来てくださったこともありました。会社が地域の中で自然と“親しまれる存在”になっていることを実感した瞬間です。
私にとって、社員は「従業員」ではなく、”誰かの大切な人”です。だからこそ、「その人をお借りして働いてもらっている」という気持ちをいつも持っています。
その想いをカタチにしたのが、毎年5月に開催する感謝祭と土用の丑の日に行う国産うなぎの振る舞いです。感謝祭は社員だけでなくお子さんや旦那さんなどご家族をご招待し、大人も子供も楽しめるアトラクションをご用意します。暑い盛りの土用の丑の日には体調を崩さないようスタミナをつけてもらおうとご家族に向けて国産うなぎを贈っています。
ある年の感謝祭、実際の作業場へ社員の旦那さんとお子さんをお呼びし、奥さんやお母さんの仕事について説明したところ、「パートだから」と軽く見ていた意識がガラッと変わったんです。「子どもが熱を出したら妻が休むのが当たり前」だった家庭で、「今度は自分が休むよ」と言ってくれたり、家事を手伝ってくれるようになったという声もありました。
こうした家族の理解が深まることで、家庭内の協力体制も整い、実際に会社の欠勤率も低下しています。働くお母さんたちが「家庭と仕事の両立」に悩まずに済むようになったことは、会社にとっても本当に大きな成果だと感じています。
K-WORKSでは、子育て世代の女性たちが、”かっこよく”働ける環境を目指しています。家庭を大切にしながら、社会の中でも自分の役割を果たす__そんな姿を、これからも全力で応援していきます。
”縁の下の力持ち”として、これからも必要とされる存在に
技術と人をつなぎ、地域とともに成長する
これまで地元・小千谷にこだわって事業を展開してきましたが、これからは地元により貢献するためにも、市外・県外へと事業を広げていきたいと考えています。
また製造業の現場では、自動化やロボット化が加速していますが、まだまだ“人の手”でなければ対応できない工程も多く残っています。だからこそ、「自分たちの仕事がある限り、誰かの役に立てている」という誇りを持ち、必要とされる存在であり続けたいと考えています。
当社の仕事は、単に作業をこなすだけではなく、取引先様や社会の発展に貢献するやりがいがあります。私たちのサポート製品が世界中に広まっていく喜びは計り知れません。また、社員が気持ちよく働ける環境を整え、福利厚生を充実させることも、経営者としての大きなやりがいとなっています。今後はフレックスタイム制の導入など、より柔軟な働き方も視野に入れ、社員一人ひとりが自分のライフスタイルに合った働き方ができる環境づくりを進めていきます。
地元・小千谷に根を張りながら、もっと広い世界へと歩みを進めていく。
「K-WORKSがいてくれてよかった」__そう言ってもらえる会社であり続けられるよう、これからも社員とその家族、地域とともに成長していきたいと思っています。
また製造業の現場では、自動化やロボット化が加速していますが、まだまだ“人の手”でなければ対応できない工程も多く残っています。だからこそ、「自分たちの仕事がある限り、誰かの役に立てている」という誇りを持ち、必要とされる存在であり続けたいと考えています。
当社の仕事は、単に作業をこなすだけではなく、取引先様や社会の発展に貢献するやりがいがあります。私たちのサポート製品が世界中に広まっていく喜びは計り知れません。また、社員が気持ちよく働ける環境を整え、福利厚生を充実させることも、経営者としての大きなやりがいとなっています。今後はフレックスタイム制の導入など、より柔軟な働き方も視野に入れ、社員一人ひとりが自分のライフスタイルに合った働き方ができる環境づくりを進めていきます。
地元・小千谷に根を張りながら、もっと広い世界へと歩みを進めていく。
「K-WORKSがいてくれてよかった」__そう言ってもらえる会社であり続けられるよう、これからも社員とその家族、地域とともに成長していきたいと思っています。
会社情報
会社名略称. | 株式会社K-WORKS(ケイ・ワークス) |
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勤務先名 | 株式会社K-WORKS本社/城内事業所 |
会社名 | 株式会社K-WORKS |
本社住所 | 新潟県小千谷市ひ生乙1341-3 |
代表者名 | 代表取締役 小林 勇貴 様 |
1年後〜3年後の目標 | \市外・県外への事業展開の強化/ ・地元・小千谷にこだわって展開してきた事業を、今後は市外・県外にも広げていく。 ・広域の顧客やパートナー企業との接点を拡大。 \柔軟で働きやすい職場づくりの推進/ ・長く安心して働ける環境づくりとして、福利厚生の充実や制度改革を進める。 ・フレックスタイムの導入を視野に入れて社内のDX化を推進、一人ひとりの人生や価値観に寄り添うためライフスタイルに合わせた働き方ができる仕組みづくりを強化。 ・多様なライフスタイルの社員がそれぞれの「働きやすさ」を感じられるよう、若い世代や転職者からも選ばれる企業を目指す。 |
新規事業・チャレンジしたいこと | \未来を支える、新たなまちづくり / 人が減ることで店舗が減り、店舗が減ることで人が離れると言った負のサイクルを止め、地域に活気を取り戻すための新たな一歩として、トレーラーハウス・コンテナハウスを活用した新事業にチャレンジします! 転用可能/移動可能/再生可能 な柔軟な仕組みによって、これからの地域の在り方に、新しい可能性を与えてくれると感じています。 小千谷の「ちょうどいい田舎」という魅力を活かし、何か始めたい人、暮らし方を変えたい人、自由なライフスタイルを求める人たちにとって”身軽に動ける選択肢”があるまちを目指し、少しずつ準備を進め描き始めています! |
こんな人に会いたい | 「新しいことに挑戦してみたい」という気持ちを持っている人! 資格や経験が豊富なことも大事ですが、それ以上に大切なのは、「この人と一緒に仕事がしたい」と思える人かどうか。人と人の間で仕事をする以上、最終的に大切になるのは人柄や仕事への姿勢なんです。「仕事は会社に拘束される時間」という感覚よりも、「一日の3分の1を占める”働く時間”をどう過ごすか」に重きを置いていて、その時間を我慢の時間にするのか、自分が成長し、やりがいを感じ、楽しめる時間にするのかは、自分次第ですよね。 |
取材者情報
今回の社長へのインタビュアーのご紹介です。
「話を聞きたい!」からお問い合わせを頂いた場合は運営会社の株式会社採用戦略研究所を通して、各インタビュアー者よりご連絡させて頂きます。
取材者名 | ㈱採用戦略研究所 小林 |
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住所 | 新潟県長岡市山田3丁目2-7 |
電話番号 | 07014769740 |
事務所HP | https://rs-lab.jp/ |